FX取引をするなら知っておきたい量的金融緩和政策3

量的金融緩和は中央銀行が景気を刺激するために行う対策であり、市場に流通する通貨が増えることであることをご説明してきました。
これはつまり、量的金融緩和が発動されると景気はインフレ傾向となり、その国の通貨価値が下落することを意味しています。
簡単にまとめると、次の通りになります。

・量的金融緩和が発表された国の通貨価値は下落する。
・量的金融緩和が中止、または規模の縮小が発表された国の通貨価値は上昇する。

つまり日本銀行が量的金融緩和を行えば、円安ドル高の状態になるということです。
このように量的金融緩和が何なのかを理解すると、世界中のトレーダーが黒田総裁の発言に敏感に反応する理由がお分かりになるのではないでしょうか?
量的金融緩和は諸刃の剣であり、為替市場に非常に大きな影響を与える一方で、少しでも加減を誤ればインフレになる危険性も秘めています。
従って、政策金利の他に量的金融緩和政策も含めて、各国の中央銀行がどのような行動をとるかを注意深く見守る必要があります。


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