FX初心者が知っておくべきリスク レバレッジの真実その2

現在のFX取引で最大となっている25倍のレバレッジが持つ意味について、前回に続いて解説します。
25倍=4%の反対値動きで証拠金が底を突いてしまうという事実を、実際の値動きで見てみましょう。最も簡単な考え方としては、ドル円が100円の時に買いポジションを建てて、そのドル円が96円になった時点で4%の反対変動です。

ドル円は流動性の高い通貨ペアなので一方向に動き続けるということはそんなにありませんが、毎月第一金曜日にあるあのイベントではどうでしょうか?

そうです、アメリカの雇用統計です。予想よりも高い、予想よりも低いといったサプライズが発生した時には一瞬にして数百pipsが動きます。その時に400pipsを超える値動きがあったら、その反対方向でレバレッジ25倍のポジションを持っている人が危機に晒されます。

もっとも、証拠金だけで投資をしているわけではないと思いますので、4%の反対変動で即ロスカットということはないと思いますが、夜中に発表される雇用統計の動きが予想よりも大きく、ニューヨーク時間に相場が暴れた場合は証拠金を食いつぶして残りの口座残高にまで影響が及ぶ可能性もあります。

FX初心者の方には特に知っておいていただきたいリスクとして、前回までレバレッジについての真実をお話ししてきました。レバレンジは「てこ」という意味で少ない力で大きなものを動かせるように、少額で大きな金額の外貨取引ができるメリットがある一方、その「てこ」の力が逆に作用して自らがダメージを受けてしまう可能性があることを知っておく必要があります。

法改正によってレバレッジは25倍までに規制されましたが、筆者はこれでも高すぎると考えています。バイナリーオプションのように「丁か半か」というギャンブルを楽しむのであればそれでも良いと思いますが、ギャンブルは負けた時にスッテンテンになるリスクがあります。

投資とは本来そういうものではなく、リスクを管理しながら資産を増やしていくものです。FXの高レバレッジには、その視点が欠けているように思います。

大儲けできる仕組みであるということは、大損する可能性があることをしっかりと認識しましょう。
そこで最適なレバレッジとは、どれくらいでしょうか?次回、筆者の見解を述べたいと思います。




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