FX初心者が知っておくべきリスク スリッページのリスク

FXに付き物のリスクとして、今回からはスリッページを取り上げたいと思います。FX初心者の方にとって、もしかするとスリッページというのは初耳かも知れません。キャピタルロスや高レバレッジと比べるとそれほど大きなリスクではないかも知れませんが、少しずつでも損をし続けることは良くないので、スリッページについても知っておいていただきたいと思います。

スリッページとは、「スリップ」という英単語の派生語です。スリップとは滑るという意味ですが、このスリッページも相場の滑りを意味しています。相場の滑りとは、本来約定するはずだった価格よりも微妙にずれてしまうことです。外為相場は非常に細かい単位まで落とし込むと1秒間に何度も値動きをしており、正確に約定しようとすると注文を発した時にはすでに相場が動いてしまい、なかなか約定できなくなってしまいます。

そこでFXトレードシステムではスリッページの許容値を設定しておいて、その範囲内であれば約定するように設定することができます。

それをすることで何が起きるのでしょうか。

スリッページが発生することがあるという表現をよく目にしますが、筆者の感覚ではスリッページが発生しない時のほうがむしろ少ないと思います。それはFX取引会社のせいではなく外為市場が刻一刻と動き続けているからで、小数点3桁の正確さで約定する方が難しいというものです。

ここまでなら問題にならないかも知れませんが、問題はこの先です。市場の構造上仕方ないと思われているこのスリッページですが、なぜか滑る時は投資家にとって不利な方向ばかりなのです。例えばドル円100.000で買いたいと思って注文を入れたものの、実際に買えたのは100.003だった・・・という具合です。

思っていたレートよりも0.003だけ不利な方向で約定したことになります。通常のFXトレードであればこの程度は誤差として見なせるかも知れませんが、超高速売買をしている投資家や精密なスキャルピングをしているような投資家だと、このスリッページ分が致命的な結果につながることもあるでしょう。

そこでささやかれるのが、スリッページに関する「ある噂」です。






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