ダイバージェンスを理解してチャートに強くなろう その2

前回までに続いて、ダイバージェンスの解説です。ちなみに、ダイバージェンスの反対語は「コンバージェンス」といいます。要するにトレンド系チャートとオシレーター系チャートの両方で同じ方向感が出ている状態のことです。この場合は意見が一致しているので相場観を組み立てやすいのですが、ダイバージェンスはそうではない場合です。

それなら相場観を組み立てにくいのでは?となるのですが、ダイバージェンスには大きな特徴があります。それは、相場の転換点を示している可能性が極めて高いという特性です。

レート変動が上昇トレンドになっているということは、例えばRSIも上昇しているのが普通です。その両者が並走している時はコンバージェンスとなり、上昇トレンドが継続していると見て良いと思います。逆に下落相場でRSIが低下している場合も同様です。

しかし、ダイバージェンスではこの両者が異なった動きをします。

トレンド系チャートとオシレーター系チャートの両方で異なる動きをするというのは、チャート理論を考えると起きにくいと思いがちですが、現実にはそれが起きています。

その理由は次回解説したいと思いますが、トレンド系チャートが上昇しているのにオシレーターが下向きになっているというのは、とても違和感のある現象です。

この後に何がやってくるのかというと、相場の転換です。上昇トレンドは終了し、もみ合いか下落転換となります。これが分かることでとれる戦略は、相場の転換点での逆張りです。逆張りはレート変動の大部分を取ることができるので効率は高いのですが、転換点を見つけることが難しく、初心者向きではないと当メルマガでも何度か解説しています。

しかし、ダイバージェンスを使えば初心者の方でも比較的簡単に相場の転換点を見つけることができます。筆者は一時期、ダイバージェンスだけを探してエントリーをしていたことがあります。それ以外の売買シグナルは信用できないと感じるほど、ダイバージェンスは確度の高い売買シグナルだったからです。








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