FX的に見た2015年 その4 2016年はユーロ売り?


2016年のFXを大まかに展望してみると、ひとつの大きなテーマとしてユーロ売りが挙げられます。その根拠は、色々とあります。

1つは、欧州経済の低迷です。世界的な経済の中心がアジアにシフトする中で、世界経済における欧州の存在感は相対的に低下し続けています。政治的な存在感は別として、今後も欧州経済の疎外感のようなものは続くでしょう。投資マネーが入りにくくなることでユーロ安圧力が高まります。

2つ目は、何と言っても中東問題の余波です。シリアから難民が押し寄せて、しかもISによるパリ同時多発テロなど、中東問題のあおりをモロに受けるのは欧州です。フランスは世界最大の観光大国ですが、その産業である観光がテロ攻撃によって大打撃受けるのは必至です。

そして3つ目は経済的な角度から見てアメリカが金融引き締め(利上げ)、欧州が金融緩和という流れになっているので、ユーロドルが大きくドル買いに傾斜する可能性大です。そこからユーロ円やユーロポンドなど主要通貨とのペアでユーロ売りが加速するのではないかと囁かれています。



コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。