FXで大損を招く危険な6つの手法 その4:相場の回復を待って塩漬け

塩漬けというのは本来、株式投資の世界でよく使われる言葉です。株を買ったものの値下がりしてしまい、そこで売ると損失が確定するので売らずに持ち続けることを言います。まるで漬物のように塩漬け状態になるので、このように呼ばれます。

株はその会社の事情によって株価が変動するので、もう二度と株価が戻ってこないようなことがあるので塩漬けのリスクが高いのですが、FXの場合は相場が回復する可能性は株よりも高く、ひとまず持っていればいつかは相場が戻ってくるという期待も持てます。

しかし、それがいつになるかは全く予想できません。数ヶ月以内であれば良いのですが、もしかすると数年後かも知れません。

その期間、そのポジションを塩漬けにすることで資金を動かせない状態にしてもかまわないのであれば長期戦も良いでしょう。しかし、FXをやるということは資金を増やしたいという思惑があるはずです。塩漬けにしているばかりに余裕資金がなくなり、チャンスを逃してしまうのももったいない話です。

よほど資金に余裕がない限りは、塩漬けは急激な相場変動のリスクをもろに受けることにもなるので、あまりおすすめできません。


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